本のこと

専業主婦の1週間【読書&お茶の時間 編】

こんにちは。
アラフォー専業主婦のCoccaです。

「8月にやりたいことリスト」の記事の中でも書いたのですが、買ったまま手をつけていない未読本が自分の部屋にたまってしまっているので、今月は新しい本は購入せずに、積みっぱなしになっている本を積極的に読み進めています。

ということで今回は、私がこの1週間に読んだ本を「専業主婦の1週間【読書&お茶の時間 編】」というかたちでまとめてみたいと思います。

読書&お茶タイムは私の大好きな時間です

専業主婦の1週間【読書&お茶の時間】

それではさっそく、この1週間に読んだ本について書いていきたいと思います。

月曜日

この日読んだのは、益田ミリさんの『美しいものを見に行くツアー ひとり参加』です。

今週はお盆休み中の方も多いと思いますが、わが家は8月はいつも通りの生活で、旅をする予定もないので、せめてこの本でお出かけ気分だけでも味わいたいと思い、手に取ってみました。

ちなみに益田ミリさんは、40歳になったときに、「美しいものを見に行きたい」とせきたてられるような気持ちになり、10年かけて様々な場所に出かけてみようと決めたそう。

『美しいものを見に行くツアー ひとり参加』では、北欧のオーロラの旅や、モンサンミッシェルの旅、リオのカーニバルの旅などがミリさんのエッセイ&イラストで紹介されています。

益田ミリさんの旅行記といえば、国内でのひとり旅の様子をつづった『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』もおもしろいのでおすすめです。

そしておやつには、豆腐ドーナツをいただきました

火曜日

この日読んだのは、三浦しをんさんの『木暮荘物語』です。

現在放送中のドラマ『凪のお暇』でも、同じアパートに暮らす住人同士の交流や元彼との関係がおもしろいと話題になっていますが、こちらの小説も舞台は全6室のボロアパートです。

その名は「木暮荘」。
この作品は木暮荘に住む個性豊かな住人たちが繰り広げる愛とつながりの物語です。

101号室(木暮)
死ぬ前にもう一度、あれがしたい…


102号室(光子)
刹那的な恋にのめり込む日もある…


103号室(空き室)


201号室(神崎)
いい奴ですが、覗き趣味あり。


202号室(空き室)
神崎がこっそり使用中


203号室(坂田繭)
彼のいる部屋に元彼が…

※『木暮荘物語』文庫本より引用

なんの前情報もなく読み始めたら意外と性描写が多くてびっくり(笑)

ですが、住人たちのキャラクターがしっかりと作り込まれているので楽しく読むことができました。

三浦しをんさんの新しい一面を発見したような気がします。

水曜日

この日読んだのは、『日経WOMAN8月号』です。

先月購入して、とっくに読んだつもりでいたのですが、最初のページにしか目を通していなかったことを思い出し、残りもしっかりと読むことに。

8月号のメイン特集は「週末時間パワーアップ大作戦」

女性たちのこだわりがつまった週末の過ごし方が数多く紹介されています。

遊ぶ人・学ぶ人・運動する人・趣味を追求する人など、どの過ごし方も刺激的で思わずマネしたくなるものもいくつかありました。

別冊付録の台湾ガイドも読みごたえ十分。
やはりこういうものを読むと旅に出たくなってしまいます。

そしておやつには、濃厚なチョコレートをいただきました

木曜日

この日読んだのは、『大人の女の名セリフ』(再読)です。

『大人の女の名セリフ』は、大竹しのぶさん、倍賞美津子さん、樋口可南子さん、桃井かおりさんなど、7人のベテラン女優さんたちがこれまでにぶつかってきた壁・悩み・不安など(とくに30~40代頃の話)をインタビュー記事&名言集として紹介しています。

この本は、私が30歳になってすぐの頃に読んだもので、正直、細かい内容まではあまり覚えていなかったのですが、江波杏子さんのインタビュー記事がとにかくかっこよかった記憶があり…

40歳を前に、もう一度読んでみたくなったので手に取ってみました。

そして、今回江波さんのインタビュー記事に触れて、あらためて「やっぱり素敵な女性だな」と感服。

知的でユーモアがあり、ご自身の恋愛や仕事の体験談を赤裸々にお話されているのですが、失敗も込みで魅力にあふれているのです。

江波さんご自身は生涯独身を貫きましたが、そこに至るまでの経緯もきちんと語られていました。

「恋愛は苦行よ。苦行じゃない恋に意味ある?」

「苦しんだ人というのは、あとで絶対に幸せになれるんです」

など、江波さんが言うからこそ説得力のある名言が並びます。

いま人生に迷っている女性がいたら、生き方の指南書としても有効な1冊だと思いますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

そしておやつには、マンゴープディングをいただきました

金曜日

この日読んだのは、窪美澄さんの『水やりはいつも深夜だけど』です。

大好きな作家さんのひとりである窪美澄さん。
先月発表された直木賞の候補にも名前があがっていた実力派です。

『水やりはいつも深夜だけど』は6つの物語からなる短編小説でした。

セレブママとしてブログを更新しながら、周囲の評価に怯える主婦。

仕事が忙しく子育てに参加できず、妻や義理の両親から疎まれる夫。


自分の娘の知的障害を疑い、自己嫌悪に陥る主婦。


出産を経て変貌した妻に違和感を覚え、若い女に傾いてしまう男。


父の再婚により突然やってきた義母に戸惑う、高一女子。

※角川書店特設サイトより引用

窪さんの作品はいずれ全作品レビューを書きたいと思っているので細かい感想などはそのときにあらためてまとめさせていただきます。

窪美澄さんの小説は読み終えるといつも、「窪さんのこの豊かで繊細過ぎる感受性で人生を歩まなければいけないことがどれほどしんどいか」ということを考えさせられます。

大きなお世話すぎますが…

いちファンとして、「なるべくたくさん小説を発表してほしい」という気持ちと、「どうか無理をしないでほしい」という気持ちが混ざりあったような複雑な心境になってしまうのです。

この日もやはり読了後にそんなことを考えてしまいました

土曜日

この日読んだのは、菅原圭さんの『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』です。

以前、話題になっていたときに買ったのですが、しばらく放置していました。

この日はスタバの新作フラペチーノと一緒に読書を楽しみます。

お金について、目新しい情報は残念ながらあまりありませんでしたが、すらすらと読める本なので、初めてお金について勉強する方がとっかかりの1冊として読むのには適しているかもしれません。

ちなみにスタバの新作は、キャラメルスモアフラペチーノです

日曜日

この日読んだのは、『女を磨く161の言葉』です。

木曜日に『大人の女の名セリフ』を読んで、久しぶりに名言集を読みたいなと思ったので、自宅にあった未読本の中から名言集を探したら、この1冊が出てきました。

「生き方」「愛」「人間関係」「仕事と成功」「人生」など、テーマに沿った名言が全部で161個紹介されています。

「困難に直面しても
ヒステリックにならずに笑い飛ばせる女は
何者にも二度と傷つけられることはない」

「そんなの不可能だと思ったとしても、
その不可能に向かって頑張っている人の
邪魔はしてはいけない」

いまの私に響いたのはこの2つの言葉でした。

そして読書のおともは、チェルシーのバタースカッチです

以上が、この1週間に読んだ本になります。

まとめ

今回は、「専業主婦の1週間【読書&お茶の時間 編】」についてまとめてみました。

こうしてまとめてみると、この1週間は「女性」がテーマになっている本をたくさん読んだことに気づかされました。

素敵な女性の生き方に触れることができるのは読書の醍醐味のひとつですよね。
普段ぐうたらしている私ですが、いい刺激をいただきました。

今月は引き続き、自宅にある未読本を読み進めたいと思います!

最後までお付き合いいただき
ありがとうございました