こんにちは。
アラフォー専業主婦のCoccaです。
先日友人と電話で話をしていたのですが、その際、「夫婦間のルール」の話題で盛り上がりました。
結婚されている方々は、「夫婦の決まりごと」をきちんと決めていたりしますか?
まったく決めていない人、なんとなく確認しあった人、きちんと書面にしている人など、様々なケースがあると思います。
友人の場合は、これまでとくに決めていなかったそうなのですが、ご主人がちょっとした浮気をしたのをきっかけに、厳しいルールを作ったとのこと。
うちの場合はそこまで明確にはしていませんが、なんとなく暗黙の了解になっている夫婦間の決まりごとはあります。
なので今日は、そんな「夫婦間のルール」について書いてみたいと思います。
「夫婦のルール」わが家の場合
どれだけ仲のいい夫婦でも、一緒に生活していくとなれば、多少の価値観の違いは出てきて当然ですよね。
結婚生活を円満に過ごすためにうちの夫婦が実行している「ルール」をさっそくまとめていきたいと思います。
①7万円以上するものを買うときは事前に相談すること
やはりお金のことは大事ですよね。
※本当は、毎月の「生活費」や「おこづかい」などの金額も夫婦間の大切な決まりごとのひとつだと思いますが、それは今回の趣旨からはズレてしまうのでまた後日あらためて書かせていただきます。
うちの場合は、「7万円以上するものを買うときは事前に相談すること」というルールがあります。
この「7万円」というのは、家具や家電のように夫婦ふたりで使用するものを買うお金ではなく、あくまでも夫、あるいは私が個人的につかうお金のことです。
「おこづかいや自分の貯金の範囲内なら何に使ってもOK」というご家庭も多いと思いますが、わが家の場合はかつて夫がなんの相談もなくシンセサイザー(!)を購入したことがあり、度肝を抜かれた経験があります。
もちろん夫はシンセサイザーを弾くことはできません。
にもかかわらずシンセサイザーはせまいリビングの一角にどんと置かれていました。
「練習するときはちゃんとヘッドホンするから迷惑はかけない」と見当はずれな言いわけをしていた夫ですが、案の定、ろくに弾くこともなく、その後シンセを処分するという愚行をおかしたのです。
そういう前科もあって、わが家には「7万円ルール」ができました。
なぜ金額が「7万円」かというと、くだんのシンセサイザー、じつは夫が友人から譲ってもらったもので、中古で7万円したからです。
私はいま専業主婦なのでそこまで高額なものが必要になることは滅多にありません。
一方夫も、シンセサイザーの件で負い目があるようで、欲しいものがあれば事前に相談をしてくれるようにもなりましたが…
それでもたまにズルをしようとします。
たとえば、以前このブログにも書きましたが、先日夫が『古畑任三郎』のブルーレイコンプリートボックスを購入しました。
このブルーレイのお値段は5万円ほどらしいので、わが家の「7万円ルール」からするとセーフになります。
ですがのちに、夫は同じタイミングでこちらのブルーレイも購入していたことが発覚。
『刑事コロンボ』のコンプリートボックスです。
このブル―レイの価格は3万円ほどらしいので、『コロンボ』だけでは「7万円ルール」にひっかかりません。
ですが、『古畑任三郎』と合わせたら7万円を超えるのです。
ちなみに、この2作品は同時に購入しています。
みなさんはどう思われますか?(愚痴)
まだまだ改善の余地のあるルールなのかもしれません。
②夫婦は人生をともに歩む「チームメイト」だということを忘れない
続いてのルールは、「夫婦は人生をともに歩むチームメイトだということを忘れない」というものです。
『コロンボ』の件を書いているうちにイライラしてしまい、つい忘れそうになりましたが(笑)、夫婦はチームメイトだと思っています。
たとえば何かを話し合うときに、夫婦で意見がわかれてしまうことってありますよね。
若い頃なら、自分の考えを否定されたようでムッとしたり意地になってしまうこともあったかもしれませんが、すでにアラフォーの身としては、できれば穏やかに暮らしていきたいのが本音。
なのでお互いに、「意見がわかれたからといって相手は『敵』ではない」ということをつねに頭に置くようにしようと話しています。
つまり、仲間だからこそ相手のことを思って真剣に考えた結果、逆の意見になってしまうこともある…ということを忘れないようにしましょうという決まりごとです。
③帰宅が午前4時を過ぎるときは一度連絡をすること
これは夫に守ってもらっているルールです。
仕事柄、深夜早朝に帰宅をするのは仕方がないことなので、わが家には「門限」のようなものが一切ありません。仕事をしていた頃は私も朝まで会議をしていたことがあったので夫の苦労も理解しているつもりです。
ただし、友人や仕事仲間と飲みに行って、帰りが午前4時を過ぎるようなときは「一度連絡をする」というルールだけは決めています。
なぜなら、以前飲み会を終えた夫から、「これから電車で帰る」という連絡があったのですが、待てど暮らせど帰ってこず、電話をしても反応なしという出来事がありました。
何かトラブルに巻き込まれたのではないかと心配になってあわてて最寄り駅まで探しに行ったところ、駅前のベンチで気持ちよさそうに寝ている夫を発見したのです。
夫曰く、相当疲れていたとのことで、その後同じようなことは1度も起きていませんが、また酔ってどこかで寝てしまったら大変なので、一応午前4時という線はひいて、それまでに連絡がないようなことがあれば、「夫と一緒に飲んでいる友人に心当たりを聞く」ことで話がまとまりました。
ちなみに、いまのところこのルールがやぶられたことはありませんが、けっして浮気の抑止力につながる決まりごとではないので、そのあたりは夫を信じるしかありません(笑)
④出かけるときは玄関まで見送りにいく
どちらかが外出するときは、自宅に残るほうが玄関まで見送りに出るようにしています。
もし出先で何かあって、万が一のことが起きたとき、「あれが最後の会話だったけど、ケンカしたままになってしまったな」となるのは悲し過ぎるので、あとから思い出したときに悔いが残らないように、お互い笑顔で見送りましょうと決めています。
⑤ケンカのときはできるだけ感情的にならないようにする
これは誰しも一度は経験したことがあると思うのですが、ケンカのときについ感情的になって、相手に対してとりかえしのつかない言葉を投げかけてしまうことってありますよね(笑)
私は20代の頃にやらかしたことがあります。
前から思っていたことが口から出てしまうこともあれば、売り言葉に買い言葉で思ってもいないことを言ってしまうことも。
どちらにしても絶対にしないほうがいいことのひとつですよね。
相手は深く傷つき、自分は自己嫌悪におちいるので…誰にも得がありません。
でも、絶対にやめたほうがいいと頭ではわかっているのについやらかしてしまうんですよね。それがすなわち感情。
よく「怒りを感じたときは心の中で10秒数えれば落ちつく」と言いますが(怒りのピークは6秒程度のため)、その10秒さえ我慢できない感情のことを「怒り」と呼ぶのだと個人的には思っています。
もともと感情的になって怒ることは少ないほうですが、結婚してからはより一層この決まりごとを心がけるようにしています。
負の感情をなくすのは無理なことなのかもしれませんが、せめて自分のなかでうまく処理できるように気をつけていきたいものです。
ちなみにわが家の場合、夫とケンカをする頻度は1年に1度ぐらいです。
ただ、お互いにちょっと「ムッ」とするようなことはよくあります(笑)
その他
そして、ルールというほどおおげさなものではありませんが、小さな決まりごとは他にもいくつかあります。
たとえば…
- 夕食が「いる」か「いらない」かの連絡は夕方までにしてほしい
- 洗濯物を出すときはポケットの中をきちんと確認してほしい
- 何かやらかしたとき(お皿を割ったり)は隠さずに報告してほしい
以上はすべて私が夫にお願いしていることです。
男の人ってなぜか家事の失敗(ここでいうお皿を割ったりすること)を隠そうとしませんか?(謎)
まとめ
こうして自分の家庭のルールをまとめてみると、私の小ささだけが如実にあらわれてしまったような気がして恥ずかしいです。
毎日を円満におだやかに過ごしていくためにも、今後も夫婦のルールを微調整しながら、実行していきたいと思います。